映画とバイク 時々 ワンコ

ワンコ(ジャックラッセルテリア)好き、映画好き、バンバン200乗りのおっさん独り言ブログ

『ホテル・ムンバイ』

f:id:Jmaru:20191004205613j:imagehttps://gaga.ne.jp/hotelmumbai/

 

一度は諦めてた映画ですが…

バタバタと忙しくてピックアップはしておりましたが、観に行くのを諦めてた『ホテル・ムンバイ』♪♪

だけど観に行ってきたという方に聞くと物凄い臨場感とスリルでめちゃくちゃ面白かったと聞きました!

コレは劇場スクリーンで観ないと後悔すると思いTOHOシネマの鑑賞ポイント(いつの間にか7ポイント貯まってました♪♪) で手配しました!

タイトなスケジュールだけど休日を使って蜜蜂と遠雷と2本立てでこなしていく予定ww

昼間に用事がある為、夕方上映とレイトショーで予定を立てて存分に楽しみます!

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インド五つ星ホテルで起きた実話の無差別テロ事件!!

もう御存知かと思いますが、実話に基づいて制作された映画なんですね。

2008年にインドの巨大都市ムンバイで臨月の妻と幼い娘と暮らすアルジュンは街の象徴の五つ星ホテルで働く事を誇りに感じていた。この日もいつも通りのホテルの光景だったが突然、武装したテロ集団にホテルを占拠され楽園は脆くも崩れ去る…テロ殲滅部隊が来るまで数日かかるという絶望的な報せの中、500人以上の宿泊客と従業員を守るためアルジュンは銃弾が飛び交うホテルに残る決意をする!一方、赤ん坊を部屋に取り残されたアメリカ人建築家のデヴィッドは命懸けの決断をする!

…というのがあらすじです♪♪この事件はワタシ無知ゆえに存じ上げてませんでした。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ムンバイ同時多発テロ

急いでwikiで調べてみました…結構大きな無差別テロリスト事件で何かの歌詞みたいですが、日本人も事件に巻き込まれて 1人お亡くなりになってるみたいです…。

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実際に起こった事件だけに…

いつもは映画を観る前はワクワクするのですが、先に観に行ってきた人からも覚悟して観るようにと言われ、また事件が事件だけに今回ばかりは神妙に鑑賞したいと思いました…。

恐らく半数以上は同じ気持ちで観に来てるのでは…と妙な勘繰りを入れながら劇場へ向かいます。

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『ホテル・ムンバイ』を観て…

結論的にスゴく良い映画でした…。ワタシはそこまで海外の俳優さんを知らないので、今回の『ホテル・ムンバイ』に出演されている方々は誰一人分かりませんでした。

だけどソレが逆に良かったです。ホントに日常を観てるような感覚で観ることが出来てテロの怖さや緊迫感が伝わりました。さっきまで話をしてた人が目の前で簡単に殺される…。しかも何の躊躇もなく簡単に…。

そういう状況の中、宿泊客を守るため逃げることも出来たホテルの従業員は ほぼホテルに残って宿泊客と共に脱出する為に奮闘する様子は心を打たれるモノがありました!

ここでホテルの従業員達が何らかの武器を持つコトが出来たなら よくあるテロに対するアクション映画となりそうなんですが、ホントに日常の中で起きた非日常である出来事ですので誰一人として抗う武器を持つことなくただ逃げるしか出来ない状況…。

その状況の中で主人公を含むホテル従業員達が冷静に宿泊客をなだめ落ち着いて行動している様子も決して でき過ぎたものでもなく現実味を帯びた対応なので更に状況が身近に感じ正直恐ろしかったです。テログループが銃を撃つ度に体に力が入ってしまい肩が凝ってしまいました。お陰で観終わる頃には身体中が固くなってました。

気の持ちようかも知れませんが、いつもと違って回りの観客もポップコーンを食べる音がしなかった気がします。ワタシが集中してたのかもしれませんけど恐らく食べる間も与えられないくらいずっと緊張状況が続いてたのも一つの要因であるくらいの作品でした…。

もう間もなく上映が終わるかもしれませんので観に行ける方は是非とも観て欲しい映画です。

ホントに今まで観たこういうテロに対する映画は一人のヒーローがいて苦戦しながらも最後にはやっつけるというストーリーが一般的なんですが『ホテル・ムンバイ』に関しては終わっても誰一人としてハッピーとは思えないリアリティがあります。